日本の介護業界は、要介護者の増加・人手不足・介護者の負担増等の課題に直面しており、厚生労働省は医療と介護の一体的な改革を進めています。

この改革では、医療と介護の連携を強化し、高齢者が健康で自立した生活を送るための支援を目指しております。特にデイサービスは、多職種が連携して利用者の健康と豊かな暮らしを支える重要な施設です。

当施設も、医療と介護を密接に関連づけることにより、利用者さまの健康状態をより深く理解し、適切なケアを提供できると考えております。

砥部病院グループは、上記を踏まえ疾病の治癒だけでなく、利用者さまの社会参加やウェルビーイング（心身の健康と幸福）を重視し、皆様が安心して暮らせるようにサポートをしていきたいと思っています。

デイサービスTo-beを開設し10年余り。私たちのスタートは、「デイサービスに行きたくない方が来たくなる、デイサービス作り」でした。そのため、徹底的に利用者さまのニーズを把握することから始めたのを鮮明に覚えています。
皆様にお伺いしました。「これからの人生、どのような生活をしていきたいですか？」すると、返ってきた答えは同じ。「今の自宅で、これからも長く暮らしていきたい」



当たり前のように「自宅」で生活すること、それが心身機能の低下などによって、時に困難になります。「長く在宅生活を続けたい」という利用者さまや家族さまの想いを叶えるために何が出来るのか。それを深く追求する事業所であり続けたいと思っています。